「正社員が向いていないのかもしれない…」
そう感じながらも、
「みんな頑張っているのに、
自分だけ甘えているのかな……」
と悩んだことはありませんか?
実は、わたしも10年以上社会人として働く中で、
何度も同じように悩んできました。
・朝早い出勤
・人間関係
・マルチタスク
・週5日フルタイム勤務 など
周りは当たり前にできているように見えるのに、
自分だけうまくできず、
そんな自分を何度も責めてきました。
ですが今振り返ると、
それは怠けや根性不足ではなく、
単純に自分に合わない
働き方だったのかもしれません。
①毎日朝早く出勤する働き方
正社員時代、
わたしは毎朝7時までには
起きなければいけませんでした。
でも、それが
本当に苦手で苦痛でした。
子どもの頃から
朝早く起きるのが本当に苦手で、
母に毎朝起こして
もらっていたくらいです。
社会人になってからは、
自分で起きて、
満員電車に揺られて出勤する毎日。

「社会人なんだから当たり前」
「みんな耐えているんだから、
自分も頑張らないと」
と思いながら、
無理をしていました。
ですが、あとから
「朝が苦手で正社員に向いていない
と感じる人もいる」と知り、

あ!
自分だけじゃなかったんだ!
と少し安心しました。
実際、わたしは低血圧気味で、
朝はなかなか頭も身体も動きません。
逆に、11時頃や昼過ぎになると
集中力が出てきて、
元気になるタイプです。
今思えば、
朝早く活動する働き方自体が、
自分の性質に合っていなかった
のかもしれません。
もちろん、
苦手なことを改善しようと
努力するのは大切だと思います。
ですが、どうしても
「性質」として合わないことも
あると感じています。
だからこそ、
「朝が苦手な自分は甘えている」
と責め続けるよりも、
自分に合う働き方を探した方が、
心も身体もずっと
楽になるように思います。
②人間関係に疲れやすい
正社員時代、特に悩んでいたのが
職場の人間関係でした。
もちろん、いい人もいました。
ですが、その一方で苦手な人もいて、
人間関係に気を遣いすぎて
しまうことが多かったです。
わたしは、
「苦手だから距離を置く」
というよりも、
「相手のいいところを探そう」
としたり、
自分から積極的に
コミュニケーションを
取ろうとしてしまうタイプでした。
ですが、頑張って話しかけても、
うまくいかないこともあります。
また、もともと人見知りなこともあり、
特に初対面の人と話すのは
かなり緊張していました。
接客業で働いていた頃は、
仕事モードに切り替えて、
うまくやれているつもりでした。
ですが、今思うと、
かなりストレスを
溜め込んでいたと思います。
さらに、誰かの機嫌が悪いと、

わたし、
なにかしてしまったかな…?
と、自分が原因じゃなくても
不安になってしまうことも
よくありました。
今でも、人が多い場所へ外出すると、
それだけで気疲れしてしまい、
家に帰る頃にはぐったりしています。
そう考えると、わたしは昔から、
人が多い環境や、
常に人と関わり続ける環境が
あまり得意では
なかったのかもしれません。
以前は、
「仕事は人と接するのが当たり前」
と思っていました。
ですが今は、リモートワークや、
メール・SNS中心の
やり取りもめずらしくありません。
在宅ワークという
働き方も増えたからこそ、
無理に周囲へ合わせ続けるよりも、
自分に合った仕事や働き方を
選ぶことが大切だと感じています。
③マルチタスクが苦手
わたしが「マルチタスクが苦手だな」と
一番感じていたのは、
作業中に雑談や質問をされることでした。
作業をしている途中で話しかけられると、
どうしてもそちらへ注意が向いてしまい、
自分の作業に集中できなくなってしまいます。
すると、やるべきことがなかなか進まず、

どうして自分は
こんなにダメなんだろう…
と落ち込むこともありました。
ですが、あるとき別の部屋で
ひとりで作業をしたところ、
驚くほど早く終わったことがあります。
そのとき、
「自分は仕事ができないわけじゃなく、
ひとつのことに集中する環境の方が合っているんだ」
と気づきました。
会社員として働いていると、
マルチタスクを求められる場面がとても多いです。
自分の作業をしていても、
電話が鳴れば対応しなければいけない。
誰かに質問されたら、その対応もしないといけない。
さらに、予定の時間になれば別の業務へ移動して……
というように、
常にいろいろなことを
同時進行しなければいけません。

正社員を辞めたあとに診断を受け、
わたしはADHD(注意欠如・多動症)と、
軽度のASD(自閉スペクトラム症)傾向がある
と言われました。
ADHDの特徴はいくつかありますが、
その中で
「マルチタスクが苦手」
「注意がそれやすい」
というものがあります。
その話を聞いたとき、
「あ、だから苦手だったんだ」
と、少し安心しました。
もちろん、苦手なことを工夫したり、
改善しようと努力することは大切だと思います。
ですが、自分が悪いわけではなく、
脳の特性として難しかった部分もあったのだと、
今は感じています。
だからこそ、
いろいろな業務を同時進行する
会社員の働き方よりも、
ひとりで集中して作業しやすい在宅ワークの方が、
自分には合っていると思うようになりました。
④頑張りすぎてしまう

「頑張ること」は、
とても大切なことだと思います。
実際、わたし自身も昔から、
「頑張り屋さんだね」
と言われることが多く、
それを嬉しく感じていました。
ですが、今振り返ると、
「頑張りすぎること」は決して
良いことばかりではなかったように思います。
特に会社員として働くようになってからは、
「お客さまのために」
「先輩のために」
と、自分よりも周囲を優先して
行動することがほとんどでした。

自分が少し無理をすれば
うまくいくなら、頑張らなきゃ…!
そんなふうに思いながら働き続けた結果、
少しずつ心のキャパを超えてしまいました。
そしてある日、突然涙が止まらなくなりました。
理由がはっきりわからないのに涙が出てしまい、
自分でも「もう限界なんだ」と感じました。
その後、わたしは鬱と診断されました。
最初は、
「この会社が合わないだけで、
転職すれば変わるかもしれない」
と思っていました。
ですが、転職しても、
以前より涙もろくなった状態は変わりませんでした。
今でも、心が限界を迎えそうになると、
涙が出そうになることがあります。
その経験を通して、
「会社員という働き方そのものが、
自分には合っていなかったのかもしれない」
と思うようになりました。
もちろん、
頑張ること自体は悪いことではありません。
ですが、無理をし続けて心を壊してしまっては
意味がないのだと、今は感じています。
だからこそ今は、
「頑張ること」よりも、
「無理をしすぎないこと」を
大切にしながら働くようになりました。
⑤価値観のズレで消耗しやすい
わたしは、自分ではわりと
働くことが好きなタイプだと思っています。
お客さまの助けになれたり、
「ありがとう」と言ってもらえたり、
喜んでもらえたりすると、
それだけで嬉しく感じていました。
ですが、会社で働くとなると、
綺麗ごとだけでは済まない場面もたくさんありました。
もちろん、会社として
利益を重視することは大切だと思います。
ですが、
「このお客さんは態度が悪いからサービスしない」
「この人はたくさん買ってくれるから特別対応する」
というように、人によって対応を変える空気が、
わたしはどうしても苦手でした。

お客さまは神様、というわけではありません。
ですが、お客さまがいるからこそ
商売が成り立っている以上、
相手によって露骨に態度を変えたり、
差をつけたりすることに、
強い違和感がありました。
また、真面目に仕事へ向き合おうとするほど、
周囲との温度差を感じることも多くありました。
もちろん、働き方や考え方は人それぞれです。
ですが、自分だけが気にしているように感じたり、
「そこまで頑張らなくていいのに」
と言われたりすると、
だんだん苦しくなってしまいました。
だからといって、
周囲に合わせて適当に働こうとしても、
それはそれでしんどかったです。
その経験を通して、
わたしは「働き方」だけではなく、
「価値観が合う環境」も大切
なのだと感じるようになりました。
今はフリーランスとして働いていますが、
もちろん個人でも利益を考える必要はあります。
ですが、会社員時代のように
周囲へ気を遣いすぎることが減り、
自分の考えやペースで働きやすくなりました。
だからこそ今は、
個人で働くフリーランスという働き方の方が、
自分には合っていると感じています。
⑥週5フルタイム勤務
正社員として働いていた頃は、
週5日フルタイムで働き、
土日に休む生活が当たり前でした。
ですが、わたしにとっては、
その生活を続けるだけで精一杯…。
休日に友達と遊ぶ約束を入れることもありましたが、
正直、それすら少ししんどく感じることがありました。
また、「会社員をしながら副業をしている人」
の話を聞いて、

わたしも頑張らなきゃ…!
と思い、実際に挑戦してみたこともあります。
ですが、仕事が終わって家へ帰る頃には、
もう疲れ切っていて、
なにもできないまま
寝てしまうことも多くありました。
当時は、
「続けられないのは、
自分の根性が足りないからだ」
と思っていました。
ですが、今振り返ると、
単純にキャパが限界だったのだと思います。
ADHDの特性として、
「脳の処理容量が少なく、疲れやすい」
特性があると言われています。
もちろん個人差はありますが、
わたし自身、人よりも疲れやすく、
回復にも時間が必要なタイプのようです。
だからこそ、周囲と同じように
働こうと無理をすると、
常に息切れしているような状態に
なってしまっていました。
今は在宅ワークを中心に働いていますが、
疲労が溜まっているときは、
人より長く寝ることもあります。
以前なら、「もっと頑張らなきゃ」と
自分を責めていたと思います。
ですが今は、それも
自分の脳の特性や、
疲れやすさと向き合った結果なのだと
考えるようになりました。
もちろん、改善できる部分は
工夫していきたいと思っています。
ですが、無理に普通へ合わせ続けて
自分を追い込むよりも、
自分に合ったペースで働くことの方が、
心にも身体にも大切なのだと感じています。
正社員以外の働き方を選んだ結果、フリーランスへ

昔のわたしは、
「働くなら正社員しかない」
と思っていました。
ですが今は、
必ずしも正社員だけが
正解ではないと思っています。
もちろん、正社員には
たくさんのメリットがあります。
社会保険や有給休暇などの制度が整っていて、
安定した収入を得やすいことは
大きな安心につながります。
一方で、フリーランスは収入が不安定で、
体調を崩しても
誰かが守ってくれるわけではありません。
それでも、
体調やメンタルの波が大きい
わたしにとっては、
自分で働く時間やペースを調整できることが
なによりもありがたいと感じています。
もちろん、正社員として働いた経験が
無駄だったとは思っていません。
仕事を通して学んだことはたくさんありますし、
当時の経験が今の働き方にも活きています。
だからこそ、正社員が悪いと
言いたいわけではありません。
ただ、わたしには合わなかっただけです。
そして、
自分に合う働き方は、
実際にやってみないと
わからないことも多いと思います。
もしこの記事を読んで、

わかる…!

自分も同じかもしれない
と感じた方がいるなら、
生き方や働き方は
正社員だけではないことを
知ってほしいです。
フリーランスだけでなく、
アルバイトやパートなど、
自分に合った働き方を選ぶことも
立派な選択だと思います。
大切なのは、
無理を続けて
心を壊してしまわないことです。
お金はあとから取り戻せるかもしれません。
ですが、心や身体を壊してしまうと、
回復するまでに長い時間と
お金が必要になることもあります。
だからこそ、自分を責め続ける前に、
一度立ち止まって、
自分の心と向き合ってみてほしいと思います。


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